三世代の近居と同居を促進の政策はどうなのか?

政府が三世代の近居と同居を促進することで少子化対策とするという、政策の検討に入ったと聞きました。日本の少子化は深刻で、このまま少子化が進むと人口は1億を割ってきます。そうすると日本は衰退の道しかないので、いろいろ試行錯誤が進められるようです。
三世代の近居・同居というのは、現実的にどうなのかは難しいことだと思います。今核家族化が進んでいるのは、大人がみんなで子供に自立しろ~自立しろ~と念仏を唱えた結果であるから、一人暮らしの若者も増えたし子供一家は離れた場所で暮らすようになったわけです。それがいきなり同居しろ~同居しろ~に変わるということなので、仕組みを完全に逆転させることになります。
仮に東北地方の実家で三世代同居を進めるとなったら、問題になってくるのは東北地方の賃金の安さでしょう。東京で高給取りだった息子が、東北へ戻って同居したら、給与水準の低い会社に就職ということもあり得ることです。年収200万円でもみずほ銀行カードローンの審査に通る方法!
逆に首都圏で三世代同居となったら、地方に行っている息子夫婦を呼び戻すことになり、そうすると地方都市の人口減少と、都市の一極集中に拍車をかける可能性が出てくるでしょう。
全国で核家族化を停止ということになると住宅の新規建設も渋られることになりそうですし、この政策はなかなか現実的には難しいといえるかもしれません。